クレジットカードが使える先はどんどん増えている
クレジットカードと言えばコンビニや駅ナカ、スーパーなど日常的にいくところで使うこともあれば、家族で行った飲食代が手持ち以上になったときに使ったり、分割を利用して家電を購入したりと「持っていて良かった」と思うこともある決済アイテムです。
一昔前はお店へ行ってクレジットカードを使うのが一般的でしたが、1990年代後半からインターネットが登場したことで、ネットショッピングが始まり、支払い方法にクレジットカードが選べるようになりました。
SBペイメントサービス株式会社のアンケートではネット通販の決済手段はクレジットカード決済と答えたひとが実に79.1％と言うほど、クレジットカードはメイン決済となっています。
画像引用/SBペイメントサービス株式会社
そんなネット通販でメイン決済となるクレジットカードも、今は様々なところで使えるようになりました。よく耳にするところで言えば、電気・水道・ガス料金といった公共料金、国民年金、スマホ料金、光料金と必ず毎月口座から引き落としされるものではないでしょうか。
日常生活においても使える幅が広がったクレジットカードですが、実は意外に「こんなものまで？」というものあります。
今回はそんなクレジットカード払いができる意外なところについてまとめてみました。
クレジットカードで支払える意外なところ12つ
クレジットカードにはポイントサービスが付いているものがほとんどで、1ポイントでも多くポイントを貯めたいという方ほどクレジットカードを上手に活用しています。
ポイント獲得のためになるべくクレジットカード払いにしているという方はチェックしてみてください。
■ここでも使えるの？ と思えるクレジットカード払いOKなところ
（1）税金（国税）
税金は現金や引落で納めるのが一般的でしたが、実はクレジットカード払いにも対応しています。ただし、クレジットカード払いをするときは国税クレジットカードお支払いサイトに行って、注意事項を確認して同意ボタンを押さないとできません。
それでも平日に支払いに行けない方にとっては便利と言えるでしょう。
税金は大きな金額となることも多いので、現金を持っていくよりも引落、ポイント付与のあるクレジットカードを利用するのもアリではないでしょうか。
画像引用/https://kokuzei.noufu.jp/
（2）切符
少額の切符を買うときに小銭がなくて、お札を崩したくないと思ったときや長距離の利用で高額になるときに切符をクレジットカードで購入することもできます。
クレジットカードに対応した券売機、もしくはみどりの窓口で購入してください。
長距離の出張で切符代を立て替えるときも、クレジットカード払いにしておくとその分の現金を持たなくてよいので安心です。
（3）ダイソー
100円で商品が揃うダイソーでもクレジットカード払いが可能です。
ただ、全ての店舗で使えるわけではなく、クレジットカード払い対応の店舗に限ります。
100円だからとつい買いこんでしまうことも多く、100円（税込）で1ポイント付与になるクレジットカードを持っているなら好都合です。
ダイソー公式HPから店舗検索で「クレジットカードが使える」と選択して確認してみましょう。
（4）馬券
JRA日本中央競馬会では馬券をネット購入することも可能です。
JRA日本中央競馬会のサイトを開き、JRAダイレクトを選択し、JRAダイレクトへ申込をしてから利用が可能となります。
クレジットカードの購入はできますが、システム手数料として馬券を1回購入ごとに100円（税込）が必要となり、1回の最低購入金額は1,000円以上からとなっています。
（5）宝くじ
宝くじは宝くじ販売所で買うイメージがありますが、ネットからクレジットカードを使ってジャンボ宝くじや普通くじ、ロト、ビンゴ5、ナンバーズ、着せかえクーちゃんを購入（予約購入）することができます。
こちらも事前に宝くじ会員の登録が必要となりますが、気を付けたい点は本人認証サービス3Dセキュア有効のクレジットカードのみ利用できるというところです。クレジットカードを登録する前に、本人認証サービス3Dセキュアを有効化しておきましょう。
また登録後に購入することで100円に付き1ポイントが獲得でき、1ポイント1円として利用することもできるのでよく購入するという方は会員登録しておくとお得です。
（6）投資信託の購入
今は投資信託も100円から購入できるようになりました。
さらに楽天証券のらくらく投資のようにAIロボアドバイザーによる運用ながら、スマホ専用でクレジットカード決済OKというサービスも登場してきています。
投資であってもポイント付与は欲しいという方には投資デビューのきっかけともなりえます。
（7）駐車場料金 タイムズ
お買い物や観光で駐車場に車を止めたときは、現金払いが基本というイメージがあります。
でもタイムズであれば駐車料金をクレジットカードで支払うことができます。
（8）Amazonギフト券
Amazonからクレジットカード利用をして商品を購入するのが不安な方や使いすぎ防止したい方にも選ばれているAmazonギフト券ですが、実はAmazonのWEBサイトでのみクレジットカード購入ができます。
クレジットカードをネット上で使うのは不安だけれど、クレジットカードのポイントを少しでも貯めたいという方にはピッタリの方法です。
（9）セブンイレブン、ローソンからの宅配便の送料
個人間での売買による荷物の輸送や親戚、友人、両親などにプレゼントを贈るときなどにも使う宅配便は、近くのコンビニでサッと出せるので便利です。
そんな宅は便もセブンイレブンとローソンではクレジットカード払いが可能となっています。オークションやメルペイなどで商品を売っている方は宅配便をクレジットカード払いすることで1か月の送料代も確認しやすくなるでしょう。
（10）家賃
生活の中で毎月大きな支払いになるのが家賃ではないでしょうか。
口座引き落としが多い家賃ですが、最近ではクレジットカード払いにしているところもあります。ただ大東建託やアパマンショップなど取り扱えるところはまだ多くない印象ではあるものの、できるのであればクレジットカード払いにしてポイントを貯めるのも良いでしょう。
（11）toto・BIG（スポーツくじ）
コンビニでも購入できるtotoとBIGですが、こちらも当選金が受け取れる楽天銀行口座があり、Club toto会員に入会しておけばクレジットカードで購入することができます。
（12）生命保険などの民間保険
口座引き落としが多い保険も加入する保険会社によってはクレジットカードが可能となっています。生命保険、個人年金保険、自動車保険、火災保険、地震保険など万が一に備えた保険にどれかは加入しているという方も多いのではないでしょうか。
月額は大きくなくても年額で見ると大きなものになるので、クレジットカード払いに切り替えてポイントを貯めてみてもいいでしょう。
キャッシュレスが普及してきたことで、上記以外にもこんなところで使えた！ というところもたたあります。
クレジットカード払いは現金払いとは違い、ポイントが付くことがほとんどなので、少額であっても利用して少しずつポイントを貯めていくのも良いでしょう。
使えるところが増えてきたのでここら辺で一度見直しを
クレジットカードには会員特典としてポイントが付いているものがほとんどですが、環境が変わったり、よく行っていた先が変わったりもするものです。
今までざくざくと貯まっていたポイントが増えなくなった。使っていないクレジットカードがお財布にたくさんあるといったように、環境や心に変化があったときは持っているクレジットカードが本当に必要かどうかを考えて解約するなどしてみましょう。
またクレジットカードによっては100円で1ポイント貯まるものもあれば、200円や1,000円で1ポイント貯まるもの、さらにはよく行くお店ではポイント還元率が5％～10％などがあるので、最近よく行くお店とクレジットカードのポイント還元率も見直してみるのがおすすめです。
文／クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 株式会社バリューファースト
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、クレジットカード研究Labの編集責任者となる。情報の大切さを知るからこそ、信ぴょう性ある情報発信中。
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July 12, 2021 at 03:25PM
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