3人に1人まで利用経験の増えてきたBNPL(後払いサービス)。しかし、意外なことにBNPL利用者のうち70%がクレジットカードも保有していることが、メルペイが行った調査で分かった。「クレカの与信がおりないから後払いを使っているわけではない」(世代・トレンド評論家の牛窪恵氏)わけだ。 【画像】BNPLのメリットとクレジットカードの課題は、管理のしやすさという点で表裏一体 BNPL市場は拡大を続けており、2020年度は8820億円。矢野経済研究所の予測では2024年には1兆8800億円に達すると見られる。何が、BNPL成長の原動力なのだろうか。
「つい使いすぎてしまう」というクレカの課題
クレジットカードを持っているのにBNPLを使うのは、これまでのクレジットカードに課題があるからだ。メルペイの調査では、BNPL利用者はクレジットカードの課題として、49.5%が「ついお金を使いすぎてしまう」ことを挙げた。2位にも「利用金額を把握しにくい」(24.3%)が入り、支払い管理の難しさがクレジットカードを敬遠する理由になっている。 一方で、BNPLのメリットとしては「支払いタイミングを調整できる」ことを60.9%が挙げた。さらに「利用金額を把握しやすい」(34.8%)ことも、クレジットカードに比べた利点だと認識されている。メルペイが提供する「スマート払い」では、自分で利用上限を設定でき、利用するとすぐに総利用額が分かるなど管理機能に力を入れている。これが評価された形だ。
BNPL利用ユーザーは「無駄遣いをしてはいない」
もう一つ、昨今の若年層の消費行動に変化が生じてきていることも、BNPLを後推している。「自分が欲しいと感じるときに購入する」のか「購入に使ってよいと思える金額が貯まるまで待つ」のかを聞いたところ、20〜30代では67.2%が「自分が欲しいと感じるときに購入する」と答えた。 42.8%が「いち早く利用したいから」と答えており、いまお金があるかどうかにかかわらず、すぐに決断して購入する傾向にある。これを見ると、計画性がなく無駄遣いをしている人が増えているのでは? と思いがちだが、牛窪氏はそうではないと解説する。 「一見すると無駄遣いをしていると見えがちだが、収支を把握できている自信があるから、欲しいと感じたときに購入する」 実はBNPL利用者の実に71.4%が、スマホアプリやExcel、ノートなどで家計簿をつけており、これはBNPL非利用者の55.0%よりも高い。牛窪氏が言う「脳内予算」に組み込みやすいのがBNPL、利用額が分かりにくく予算が立てにくいのがクレジットカードというわけだ。 なお、家計簿ソフトといえばマネーフォワードMEだけでも1200万人以上が利用しているが、現時点ではメルカリもメルペイも対応していない。メルペイの山本真人COOは、BNPLにおいて管理のしやすさが非常に重要だと話すが、現時点では管理はメルカリアプリ内に閉じている。「現時点においては、メルペイのデータの家計簿アプリ取り込みには対応できていない。ニーズがあることは把握している。アプリの中でできることがまだまだあるので、まずはそれを徹底的にやりきる」(山本氏)
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October 11, 2021 at 02:50PM
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