「クレジットカードを日常使いに」若年層の会員獲得に注力三菱UFJニコス・角田典彦社長＜じっくりトーク＞：東京 ... - 東京新聞

　コロナ禍で現金を使わないキャッシュレス決済が普及する中、クレジットカード「三菱UFJカード」を発行する三菱UFJニコス（千代田区）は、若年層の会員獲得に力を入れている。現状の取り組みや狙いを角田典彦社長（57）に聞いた。（大島宏一郎）

クレジットカードについて話す三菱UFJニコスの角田典彦社長＝東京都千代田区で

　三菱UFJカードのメリットは、一部のコンビニや牛丼チェーンなどで利用すると、（利用額の）最大5.5％のポイント還元が受けられる点。カード会員は首都圏に限ると20代が増えており、コンビニなど身近なお店でカードを使うケースが多くなった。

　若年層を中心に日常使いが増えたのはコロナ禍を経てから。コロナ禍前は、コンビニだと現金を使うケースが多く、クレジットカードは、家電の購入などまとまったお金を後払いするのに使われてきたが、コロナ禍で非接触の決済手段が広がった。

　最近では、三菱地所・サイモンが運営するプレミアムアウトレットの専用アプリ内で、独自のQRコード決済「PO PAY（ピーオーペイ）」の提供を始めた。三菱地所グループが扱うクレジットカードを登録し、御殿場プレミアムアウトレット（静岡県）などで使うと、アプリのポイントに加えてカードポイントもたまる。

　三菱地所グループのカードは、同グループが運営する東京・丸の内エリアやお台場の商業施設などで使うと（通常より）多くのポイントがたまる。そのポイントをアウトレットの買い物でも使うことができるので、さまざまな場面で「お得」な点が好評だ。今後も首都圏のユーザーに喜んでもらえるようなサービスを提供したい。

オフショット　グルメが大好きです。コンビニスイーツは毎シーズンごとに買うなど楽しみにしています。ゴルフのない休日もデパ地下などでおいしいものを探しています。

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