クレジットカードの中でも、多くの人に人気があるのが「楽天カード」だ。この「楽天カード」には、「楽天ゴールドカード」や「楽天プレミアムカード」などのラインナップがある。今回は、これらの「楽天カード」の中から、最適なカードを選ぶ方法を紹介したい。「楽天カード」をすでに保有している人も、まだ持っていない人も、参考にしてほしい。
まず「楽天カード」には、基本的に「楽天カード」「楽天PINKカード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ブラックカード(招待制)」の5種類がある。
そのほかにも「楽天ANAマイレージクラブカード」や「アルペングループ楽天カード」といった提携カードもあるが、今回は「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ブラックカード」の4種類から、自分に合った1枚を選ぶ方法を解説しよう(※女性向けの「楽天PINKカード」は、通常の「楽天カード」とほぼスペックが変わらないので省略)。
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「楽天カード」の国際ブランドは、基本的に「Visa」「Mastercard」「JCB」「AMEX(American Express)」の4種類だが、券種によっては選択できない国際ブランドもある。それぞれの券種の年会費と選べる国際ブランドは下記のとおりだ。
■「楽天カード」の年会費と選択できる国際ブランド | ||||||
本会員の 年会費(税抜) |
家族会員の 年会費(税抜) |
選択できる国際ブランド | ||||
Visa | Master | JCB | AMEX | |||
楽天カード | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天ゴールドカード | 2000円 | 500円 | ○ | ○ | ○ | - |
楽天プレミアムカード | 1万円 | 500円 | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天ブラックカード | 3万円 | 2名まで無料 | - | ○ | ○ | ○ |
上の表のように「楽天ゴールドカード」の場合は国際ブランドに「AMEX」を選択できず、「楽天ブラックカード」の場合は「Visa」を選択できない。
ちなみに、提携カードの年会費と選べる国際ブランドは以下のようになっている。
■「楽天カード」の提携カードの年会費と選択できる国際ブランド | ||||||
本会員の 年会費(税抜) |
家族会員の 年会費(税抜) |
国際ブランド | ||||
Visa | Master | JCB | AMEX | |||
楽天カードアカデミー | 無料 | - | ○ | - | ○ | - |
楽天PINKカード | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天銀行カード | 無料 | - | - | - | ○ | - |
楽天ANAマイレージクラブカード | 初年度無料、 2年目以降500円 (年1回利用で無料) |
無料 | ○ | ○ | ○ | - |
アルペングループ楽天カード | 無料 | 無料 | - | ○ | - | - |
「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」では、
どちらが自分に合っているか選ぶ方法を解説!
では、ここからは、どの「楽天カード」が自分に合っているか選ぶときのポイントを紹介しよう。まずは「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」のどちらを選ぶべきか確認するために、以下の4つのポイントをチェックしてみよう。
(1)毎月、楽天市場で1万円以上の買い物をするか
(2)年1回以上、飛行機で国内旅行に行って空港ラウンジを利用するか
(3)海外旅行でトラベルデスクを利用するか
(4)ETCカードを利用するか
「楽天カード」か「楽天ゴールドカード」を選ぶポイント①
毎月、楽天市場で1万円以上の買い物をするか
「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」の大きな違いは、楽天市場での「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」で+2%分のポイント加算があるかどうかだ。
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通常、楽天市場で「楽天カード」を利用すると、通常ポイントの1%分に加えて、SPUのポイント加算で2%分と、合計3%分のポイントを獲得できる。たとえば、1万円(税込)の買い物をすると、通常ポイントの100ポイントに加えて、SPUの加算ポイントの200ポイントを獲得できて、合計300ポイントが貯まる。
そして「楽天ゴールドカード」なら、SPUでさらに+2%分のポイントを獲得できる。つまり、1万円(税込)の買い物をすると、先述の300ポイントに加えて、SPUの「楽天ゴールドカード」特典として200ポイントが上乗せされ、合計500ポイントが貯まる。
「楽天ゴールドカード」の年会費は消費税10%を加算すると2200円だが、SPUでポイントが加算される特典があるので、その加算されたポイントが年会費を上回るかどうかが保有を検討する分かれ目になる。
たとえば、毎月1万円の買い物をした場合、「楽天カード」と「楽天ゴールドカード」の獲得ポイントの差は月200ポイント、年間で2400ポイント(=2400円分)になる。
■楽天市場で毎月1万円の買い物をした場合に貯まるポイント
・楽天カード⇒月300ポイント×12カ月=年3600ポイント
・楽天ゴールドカード⇒月500ポイント×12カ月=年6000ポイント
⇒「楽天ゴールドカード」のほうが、年2400ポイントも多くポイントが貯まる
つまり、楽天市場で毎月1万円以上、年間12万円以上の買い物をするなら、加算ポイント分が年会費を上回るので「楽天ゴールドカード」を利用したほうがお得ということになる。
毎月、米や水などを楽天市場で購入していれば、月1万円はそれほど難しい金額ではないだろう。楽天市場をよく利用するなら「楽天ゴールドカード」の保有を検討しよう。
「楽天カード」か「楽天ゴールドカード」を選ぶポイント②
年1回以上、飛行機で国内旅行に行って空港ラウンジを利用するか
「楽天ゴールドカード」の場合は、年間2回まで国内線の空港ラウンジを無料で利用できる。ただし、かつては回数無制限で利用できるという特典だったので、この点については大幅な改悪だと思っている。
とはいえ、通常、国内線の空港ラウンジの利用料は1名あたり1000円(税抜)なので、「楽天ゴールドカード」の特典で空港ラウンジを年2回利用すれば、年会費のモトを取ることができる。年に1度しか国内旅行をしない人でも、行きと帰りに空港ラウンジを利用すればモトを取れるのだ。
ただし、国際線の空港ラウンジは「楽天ゴールドカード」では利用できないので注意しよう。国際線の空港ラウンジも利用したい人は、後ほど紹介する「楽天プレミアムカード」に申し込むことも検討しよう。
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「楽天カード」か「楽天ゴールドカード」を選ぶポイント③
海外旅行でトラベルデスクを利用するか
海外の主要都市には、そのエリアの観光案内やレストランの紹介・予約、交通機関の予約などを日本語でやりとりできるトラベルデスクが設置されている場合がある。
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このトラベルデスクは、年会費無料の「楽天カード」では利用できず、「楽天ゴールドカード」以上のクレジットカードでしか利用できない。海外に行く機会があり、英語が不安なら「楽天ゴールドカード」を選ぶのもいいだろう。
「楽天カード」か「楽天ゴールドカード」を選ぶポイント④
ETCカードを利用するか
ETCカードを利用するかどうかも、カード選びのポイントになる。
年会費無料の「楽天カード」の場合は、「楽天PointClub」のダイヤモンドランクまたはプラチナランクならETCカードの年会費も無料になるが、それ以外は500円(税抜)の年会費が必要になる。「楽天カード」自体の年会費が無料でも、ETCカードの年会費500円を支払っては本末転倒だ。
「楽天PointClub」とは、過去6カ月間の楽天スーパーポイントの獲得回数と獲得ポイント数に応じて、レギュラーからダイヤモンドまでの5つにランク分けされる制度のこと。それぞれのランクの達成条件は下記のとおりだ。
■「楽天PointClub」のランク分け条件 | |||
ポイント数 | 獲得回数 | 楽天カードの有無 | |
レギュラーランク | 200ポイント未満 | 2回未満 | - |
シルバーランク | 200ポイント未満 | 2回以上 | - |
ゴールドランク | 700ポイント以上 | 7回以上 | - |
プラチナランク | 2000ポイント以上 | 15回以上 | - |
ダイヤモンドランク | 4000ポイント以上 | 30回以上 | 保有 |
このランクをあまり意識していない人も多いと思うが、「楽天カード」のETCカードを申し込むなら、年会費が発生するかどうかが決まるので意識する必要がある。
一方「楽天ゴールドカード」なら、「楽天PointClub」のランクに関係なくETCカードの年会費が無料になる。「楽天PointClub」のランクを意識せずに、年会費無料のETCカードを持ちたい人は「楽天ゴールドカード」がいいだろう。
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「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」では、
どちらが自分に合っているか選ぶ方法を解説!
続いて「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」を比較してみよう。「楽天ゴールドカード」は年会費2000円で、「楽天プレミアムカード」は年会費1万円と、その差は8000円(すべて税抜)。この差額をどう考えるか、3つのチェックポイントを解説しよう。
(1)年間に複数回、海外出張や海外旅行に行くか
(2)楽天プレミアムカード会員が申し込める「法人カード」が必要か
(3)楽天市場や楽天トラベルなどのサービスを頻繁に利用するか
「楽天ゴールドカード」か「楽天プレミアムカード」を選ぶポイント①
年間に複数回、海外出張や海外旅行に行くか
「楽天プレミアムカード」の最大のメリットは、国際線の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料で申し込めること。しかも、付帯するのは最上級会員資格の「プレステージ会員」で、通常なら年会費429米ドル(1米ドル=110円換算で4万2900円)もかかる。これだけで「楽天プレミアムカード」の年会費のモトが取れるどころか、それ以上に得することになる。
この「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」に申し込めるクレジットカードは、基本的に年会費2万円以上のプラチナカードとなっている。これだけでも、いかに「楽天プレミアムカード」がお得なのかわかるだろう。
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「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」なら、本会員は空港ラウンジを何回でも無料で利用できる。ただし、同伴者は1名あたり3000円(税抜)が必要になるので、家族や部下などと空港ラウンジを利用すると料金がかかってしまう点だけは注意しよう。
「楽天ゴールドカード」か「楽天プレミアムカード」を選ぶポイント②
楽天プレミアムカード会員が申し込める「法人カード」が必要か
「楽天カード」にも、法人カードとして「楽天ビジネスカード」というクレジットカードが存在する。年会費は2000円(税抜)、国際ブランドはVisaのみで、ほかの法人カードに比べて、それほど年会費は高くない。
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ただし「楽天ビジネスカード」は単体で保有することはできず、「楽天プレミアムカード」以上の保有者しか申し込むことはできない。
個人事業主や法人代表者は「楽天プレミアムカード」に加えて「楽天ビジネスカード」を持っておくと、プライベートと法人経費を分けて管理できるので非常に便利だ。法人カードが必要かどうかも「楽天プレミアムカード」を選ぶ一つの指針にしよう。
「楽天ゴールドカード」か「楽天プレミアムカード」を選ぶポイント③
楽天市場や楽天トラベルなどのサービスを頻繁に利用するか
「楽天プレミアムカード」の場合は、カード到着後に「楽天市場コース」「エンタメコース」「トラベルコース」の3つのコースを選択できる。選んだコースによって、楽天のサービスをそれぞれお得に利用できるようになる。
「楽天市場コース」を選んだ場合は、毎週火曜日・木曜日の「プレミアムカードデー」に楽天市場で買い物すると、+1%分のポイントを獲得できる。
「エンタメコース」を選んだ場合は、Rakuten TVや楽天ブックスの利用分に対して、+1%のポイントを獲得できる。
「トラベルコース」を選んだ場合は、楽天トラベルでオンラインカード決済すると、+1%分のポイントを獲得できる。さらに、海外旅行の出発時は「自宅⇒空港」、到着時は「空港⇒自宅」に手荷物を年2回まで無料で配送できる特典も利用できる。この「手荷物無料宅配サービス」は、なかなか便利でおすすめのサービスだ。
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なお、それぞれのコースの獲得ポイント上限は、月間1万ポイントまで。
ただし、この3つのコースだけで「楽天ゴールドカード」との年会費の差額である8000円(税抜)を回収するのは難しい。したがって、実質的に、国際線の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、経費の管理が楽になる「楽天ビジネスカード」を利用するかどうかが「楽天ゴールドカード」か「楽天プレミアムカード」を選ぶポイントになる。
「楽天プレミアムカード」と「楽天ブラックカード」では、
どちらが自分に合っているか選ぶ方法を解説!
「楽天カード」は全体的に年会費がリーズナブルだが、その中でも年会費3万円と高額なのが「楽天ブラックカード」だ。この「楽天ブラックカード」は直接申し込むことはできず、「楽天プレミアムカード」などをある程度使い続けると送られる「インビテーション(招待状)」が届いた人だけが申し込めるクレジットカードとなる。
では、年会費1万円(税抜)の「楽天プレミアムカード」と年会費3万円(税抜)の「楽天ブラックカード」の主な違いは何なのか、下記の4つのチェックポイントを見ていこう。
(1)家族カードが必要か
(2)頻繁に複数人での海外出張や海外旅行に行くか
(3)コンシェルジュデスクを利用するか
(4)楽天のサービスをどれだけ利用するか
「楽天プレミアムカード」か「楽天ブラックカード」を選ぶポイント①
家族カードが必要か
プラチナカード以上のクレジットカードの場合、家族カードの年会費は無料であることが多い。他社のプラチナカードに相当する「楽天ブラックカード」も、家族カードは2枚目まで年会費無料となっている。一方「楽天プレミアムカード」の場合は、家族カードの年会費は500円(税抜)なので、2枚申し込めば1000円(税抜)が必要になる。
消費税10%を加算すると、「楽天ブラックカード」は年会費3万3000円、「楽天プレミアムカード」は年会費1万1000円と、年会費に2万2000円の差がある。
しかし、家族カードを2枚発行する場合、「楽天プレミアムカード」の合計年会費は1万2100円(税込)になるので、「楽天ブラックカード」と「楽天プレミアムカード」の差額は2万900円まで小さくなる。
「楽天プレミアムカード」か「楽天ブラックカード」を選ぶポイント②
頻繁に複数人での海外出張や海外旅行に行くか
「楽天プレミアムカード」は、国際線の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯するが、同伴者は1名あたり3000円(税抜)かかってしまう。
もし、部下2名と一緒に出張に行ったり、3人家族で旅行に行ったりしたときに空港ラウンジを利用すると、同伴者2名で合計6000円(税抜)、往復では合計1万2000円(税抜)も別途必要になる。
しかし「楽天ブラックカード」に付帯する「プライオリティ・パス」なら、同伴者2名まで無料で利用できる特典がある。
年に2回ほど、同伴者2名と海外旅行や海外出張をして、往復で空港ラウンジを使うとしよう。その場合、「楽天プレミアムカード」は同伴者料金で合計2万6400円(税込)かかってしまうが、「楽天ブラックカード」は無料で利用できるので、両カードの差額の年会費2万2000円(税込)のモトを取ることができる。したがって、年に複数回、同伴者と一緒に海外に行って空港ラウンジを使うなら「楽天ブラックカード」を保有したほうがいいだろう。
「楽天プレミアムカード」か「楽天ブラックカード」を選ぶポイント③
コンシェルジュデスクを利用するか
プラチナカードやブラックカードは、大企業の重役などが保有するクレジットカードという印象を抱く人も多いと思うが、そうとも限らない。
たとえば、出張の手配をするときは、プラチナカードなどに付帯する「コンシェルジュデスク」が非常に便利だ。このコンシェルジュデスクは、24時間365日、電話1本でさまざまな要望を聞いてくれる“秘書”のようなサービスで、新幹線や飛行機のチケットの手配や、居酒屋やホテルの予約も代行してくれる。
しかも、航空券なども正規料金ではなく、自分で手配するときのように割引価格で予約してもらえるうえに、カード会社によっては提携航空会社もあるので、さらにお得な割引価格になることもある。また、宿泊施設も高級ホテルや高級旅館だけでなく、1万円以下のビジネスホテルも手配してくれる。
大企業の重役なら専属の秘書がついているはずなので、むしろコンシェルジュデスクは必要ないだろう。つまり、プラチナカードやブラックカードは、むしろ一般人が保有すべきクレジットカードとも言える。
また、コンシェルジュデスクは、秘書とは違って仕事以外でも使えるのがメリット。飲み会やママ会などのお店を予約する場合、コンシェルジュデスクに場所や予算、目的などを伝えると、居酒屋やレストランを検索してもらえるので、わざわざ自分で調べたり予約したりする手間が省けるのだ。
「楽天ブラックカード」は、家族カードでもコンシェルジュデスクが利用できるので、たとえば、家族だけで帰省するときでも、家族がコンシェルジュデスクを利用してチケットなどを手配できる。前述のとおり「楽天ブラックカード」なら2枚目まで家族カードの年会費が無料なので、家族のために「楽天ブラックカード」を選択するのもいいだろう。
コンシェルジュデスクを費用対効果で考えるのは難しいが、「楽天ブラックカード」は年会費3万3000円(税込)なので、月々で換算すると2750円(税込)になる。わずか月2750円(税込)で、24時間365日対応の秘書を雇えると考えれば、安いとも言えるのではないだろうか。
なお、国際ブランドによって利用できるコンシェルジュデスクが異なり、コンシェルジュデスクの質も変わる。このあたりは下記の記事も参考にして選んでほしい。
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⇒「楽天ブラックカード」の国際ブランドは、JCBとMasterのどちらを選ぶべきか?「コンシェルジュ」や「手荷物宅配サービス」などの付帯特典を比較検証!
「楽天プレミアムカード」か「楽天ブラックカード」を選ぶポイント④
楽天のサービスをどれだけ利用するか
前述の通り「楽天プレミアムカード」の場合は「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3つのコースの特典をひとつ選べたが、「楽天ブラックカード」の場合は、これらすべてのコースの特典が利用できる。
たとえば、下の画像の12月19日の項目に「【楽天カード】楽天ブラックカード POINT SERVICE(19年10月度実施分)[2019/12/19]」とあるが、これは「楽天市場コース」特典の+1%分のポイントを意味する。
ちなみに、通常のSPUの場合は、下の画像のように「キャンペーン」ではなく「SPU」と表示される。したがって「楽天ブラックカード」の特典で獲得できるポイントは、SPUで獲得できるポイントとは別物だとわかる。
ただし、やはり、これらのコース特典だけで「楽天プレミアムカード」との年会費の差額を回収するのは難しい。それでも、若干お得になるということは覚えておこう。
「楽天カード」で使える特典のうち、
今回紹介したもの以外はあまり考慮しなくてもOK!
それぞれの「楽天カード」には、このほかにも豊富な特典が付帯する。しかし、筆者がいろいろ使ってみて、比較すべき点は今回紹介した項目だけで十分だと感じている。
たとえば「楽天ブラックカード」は、楽天トラベルの予約専用の電話番号が用意されており、電話1本で予約できる。しかし、電話で予約すると、楽天トラベルの利用で貯まる1%分の楽天スーパーポイントを獲得できない。これは、楽天IDでログインしていないからだ。
また、電話で予約すると「楽天トラベルコース」のポイントも獲得できなくなってしまうので、楽天トラベルの予約専用の電話番号はあまり利用価値がない。この番号を使うくらいなら、コンシェルジュデスク経由で申し込んだほうがいい。
このように、あまりメリットにならない特典については、今回の比較ポイントに挙げていない。「楽天カード」を持っている人も持っていない人も、今回紹介した項目だけチェックすれば、自分にあったカードが判断できるだろう。
以上、今回は、自分に最適な「楽天カード」を見つける方法を解説した。
"クレジット" - Google ニュース
April 04, 2020 at 09:00AM
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「楽天カード」の4券種の中で、もっとも得するカードを選ぶ方法をカード専門家が解説! ゴールド、プレミアム、ブラックの特典を比較して最適な券種を選ぼう - ダイヤモンド・オンライン
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