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ワクチン一般接種「来年半ば」=米CDC所長が予想―新型コロナ - MSN エンターテイメント

santehuahua.blogspot.com 16日、ワシントンで開かれた米上院小委員会で証言する米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長(EPA時事) © 時事通信 提供 16日、ワシントンで開かれた米上院小委員会で証言する米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長(EPA時事)

 【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は16日の上院小委員会で、新型コロナウイルスのワクチンを国民に広く提供できるのは2021年半ばになると予想した。一方、トランプ大統領はこの日の記者会見で、「年内に少なくとも1億人分のワクチンを配布できるだろう」と表明。見解の違いが鮮明になった。

 レッドフィールド氏は上院小委員会で証言し、今年11月から12月にワクチンが投与可能になると予想した上で「(開始直後は)供給が極めて限定され、対象を絞り込まなければならない」と指摘。国民一般に接種できるようになるのは「21年4~6月期の終わりから7~9月期と見込んでいる」と説明した。

 これに対しトランプ氏は会見で、レッドフィールド氏の見解に関し「間違っていると思う。不正確な情報だ」と断定。ワクチンが認可されれば直ちに国民に配布する用意があるとして、配布開始が「10月か11月の可能性もある。それより遅くなるとは思わない」と語った。

 また、感染防止にはワクチンよりマスク着用の方が有効だとするレッドフィールド氏の発言に対しても「ワクチンの方が大事だ。(同氏は)質問を理解していなかったのではないか」と反論した。ただ、レッドフィールド氏を引き続き信頼しているとも述べた。

 トランプ氏は11月の大統領選をにらみ、早期にワクチンが利用可能になると繰り返し主張。15日の集会では「3~4週間以内に入手できるかもしれない」と発言していた。 

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