投資運用会社 グッゲンハイム・パートナーズの最高投資責任者(CIO)スコット・マイナード氏は、3月半ばに相場が急落していたクレジット市場に約70億ドル(約7560億円)を投入した。

スコット・マイナード氏
写真家:パトリック・T・ファロン/ブルームバーグ
事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRの約3倍という。
マイナード氏はこれまで、格付けの低い債券まで買い入れる 米連邦準備制度の歴史的な対応に批判的だった。関係者によれば、グッゲンハイムは年初は傍観していたが、3月16日にクレジットヘッジを外しショートポジションを解消した。
マイナード氏はその翌日、投資家宛ての書簡で「リスク資産を売る機会は過ぎ去った」と 指摘した。
S&P500種株価指数が1500まで下落する可能性を最近示唆した同氏は、米経済について慎重な長期スタンスを維持している。4月5日付のリポートでは、「この状況の展開に伴い、われわれはリスク許容度をゆっくりと上げ、さらなる買いの機会をうかがうつもりだ」と説明した。
原題: Guggenheim’s Minerd Deploys $7 Billion in Credit Market Plunge(抜粋)
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April 16, 2020 at 03:04PM
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