【今日のポイント】
今回のコロナ禍で各種の納税に関する特例措置が講じられていますが、今回のテーマはそれとは関係なく実施されているものです。
今や日常生活のほとんどで利用可能になっているクレジットカード決済ですが、納税の場合も利用可能で、やり方次第ではポイント獲得にもつながるというものです。 ここではその概略を紹介したいと思います。
【カード納税が出来る税は?】
詳しくは国税庁のサイトを参照してほしいのですが、国税に関しては確定申告でおなじみの「所得税」さらに「贈与税」「相続税」「法人税」といった主要な税が対象ですし、地方税では「固定資産税」「自動車税」を始めとした各種の税が対象になっています。通常の生活で関係してくる税金はほぼ、網羅されているといってもいいでしょう。
【そのメリットと注意点】
使用の条件としては、1回の納税が1,000万円未満であることと、自身で設定したカードの利用限度額の範囲内であることです。高額の所得税や相続税の場合は利用が難しいことになります。
国税の場合ですが、「国税クレジットカードお支払いサイト」にアクセスして、申告書や税務署からの通知書の内容と支払いに利用するカードの情報を入力すれば手続きが済みます。 パソコンの他、スマートフォンからの手続きも可能です。
カード納税のメリットは申告手続きの後、原則24時間いつでも納税手続きが出来る点でしょう。またカードについてもVISAやマスターカードなど、自分の都合のいいカードが利用出来る点もメリットでしょう。
またカードにつきものである「分割払い」の利用出来ます。3回払いや6回払いなどの様に予め分割払いを選択出来れば1回あたりの支払額を軽減出来ます。
またカードによっては納税の場合も、金額に応じてポイント付与の対象になるものがあります。さらに追求すれば、カード決済時に発生する「決済手数料」と付与されるポイントの兼ね合いをチェックし、利用カードを決めるようにすれば、よりお得な納税となります。
決済手数料は納税額に応じて、以下の様に決められています。
納税額1万円まで 決済手数料 税込み 83円
2万円まで 税込み167円
3万円まで 税込み250円
4万円まで 税込み334円
5万円まで 税込み418円
これ以降は1万円を超えるごとに76円(税抜き)が加算されます。
1万円の納税の場合、83円分の決済手数料を上回る還元率のポイントが付与されていれば(例えば1%還元など)ポイント分で手数料負担が相殺以上になるわけです。 但し、カードによっては納税の際の還元率は低めに設定しているケースもあるので事前にこの点は確認が欠かせません。
また、先に分割での納税が可能と書きましたが、この場合も「分割手数料」が「決済手数料」と別途で発生するケースがありますからこの点にも注意が必要になります。
最後に、カード決済の場合の注意点として、決済から実際の引き落としまで約1か月のタイムラグが生じる点です。納税時の残高に余裕があったとしても、その後の1か月の間に思わぬ出費の連続などで残高不足では却って厄介なことになりかねません。
参考までに当該のサイトにリンクを貼りましたので、詳しくはこちらから参照して下さい。
国税庁のホームページより
"クレジット" - Google ニュース
June 03, 2020 at 11:09AM
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クレジットカードで納税とは? :行政書士 寺田淳 - JIJICO
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