米投資運用会社グッゲンハイム・パートナーズで最高投資責任者(CIO)を務めるスコット・マイナード氏は、経済成長の減速と金利上昇に伴いリスク市場でより大きな損失が生じる可能性が高い見通しを理由に挙げ、ジャンク(投機的格付け)債と株式に近づかないよう投資家に警告した。
マイナード氏は「CCCとB格付けのクレジットは、景気下降で最も脆弱(ぜいじゃく)だ。私はそこに資金を投じたくない。高利回り債に対する人々の見方はあまりに楽観的であり、株式と同様だ」と電話取材で発言。割安水準で取引されている投資適格債の方に関心があると明らかにした。
「企業利益見通しの下方修正や引き下げ方向の格付け変更、新規の資金調達難、ディストレスト発行体の増加は、クレジット市場にとって『死刑宣告』のように響くのではないか」と24日付の 顧客宛ての書簡では指摘していた。
S&P500種株価指数は年初来で一時20%下げたが、6月半ば以降の相場回復で下落率は13%余りに縮小。ジャンク債相場もある程度戻した。米経済のリセッション(景気後退)入りを回避するため、 米連邦準備制度が利上げを停止するとの観測に楽観論は基づく部分が大きい。

スコット・マイナード氏
Photographer: Lauren Justice/Bloomberg
マイナード氏は電話取材で、「われわれは今リセッションを経験している可能性が非常に高い。連邦準備制度が利上げを停止し、利上げしないでいられる機会が予定されていれば、クレジットを支える要因となり、利上げを続ける場合ほど景気下降は厳しいものとならないだろう。彼らは次回の会合で利上げを決定しようとしている」と語った。
原題: Guggenheim’s Minerd Sees More Losses for Junk Bonds, Stocks (1)(抜粋)
"クレジット" - Google ニュース
August 25, 2022 at 07:00AM
https://ift.tt/ecYwRf8
ジャンク債と株に近づくな、クレジット「死刑宣告」か-マイナード氏 - ブルームバーグ
"クレジット" - Google ニュース
https://ift.tt/JTd9VCe
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ジャンク債と株に近づくな、クレジット「死刑宣告」か-マイナード氏 - ブルームバーグ"
Post a Comment