
筆者の次男が海外留学へ行くことになった。クレジットカードに付帯する「海外旅行傷害保険」があると万が一のときに備えられるが、筆者の子供は18歳未満なので、クレジットカードや家族カードを作ることはできない。そこで重宝するのが、海外旅行傷害保険の「家族特約」が付帯するカード。家族特約があれば、カード会員の家族に対しても補償がされるからだ。
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しかし、以前は海外旅行傷害保険が“自動付帯”だったのが“利用付帯”に変更されているカードもあるので、改めて、海外旅行傷害保険の家族特約が付帯するカードを調べてみることにした。
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筆者が保有しているクレジットカードのうち、海外旅行傷害保険の家族特約が“自動付帯”するカードは以下の通り。
・ダイナースクラブ プレミアムカード
・ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
・エムアイカード プラス プラチナ
・Orico Card THE PLATINUM
・楽天ブラックカード
・PRESTIA Visa PLATINUM CARD
・三井住友トラストVISAプラチナカード
・セディナプラチナカード
上記はそれぞれ、それなりの金額が補償される。
中でも「Orico Card THE PLATINUM」は、家族特約でも航空機遅延保険が付帯するうえに、死亡・後遺障害が最高2000万円となかなか補償が手厚い。また「『家族特約』の条件に本人会員と同行すること、という条件はありません」という記載があるので、単独の留学でも問題ないはずだ。
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筆者が保有する、それぞれのクレジットカードの補償内容は下記の通り。
■海外旅行傷害保険の家族特約が“自動付帯”するカードの補償内容 (家族特約の最高補償額・その1) |
||||
ダイナースクラブ プレミアムカード |
ANA VISAプラチ スーパーフライヤーズ プレミアムカード |
エムアイカード プラス プラチナ |
Orico Card THE PLATINUM |
|
死亡・後遺障害 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 | 2000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 500万円 | 500万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 500万円 | 500万円 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 1億円 | 1億円 | 1000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 1000万円 | 1000万円 | 200万円 |
携行品損害 | 50万円 | 100万円 | 50万円 | 100万円 |
乗り継ぎ遅延 | ─ | ─ | ─ | 3万円 |
欠航・出航遅延 ・搭乗不能 |
─ | ─ | ─ | 3万円 |
受託手荷物遅延 | ─ | ─ | ─ | 3万円 |
受託手荷物紛失 | ─ | ─ | ─ | 10万円 |
■海外旅行傷害保険の家族特約が“自動付帯”するカードの補償内容 (家族特約の最高補償額・その2) |
||||
楽天ブラックカード | PRESTIA Visa PLATINUM CARD |
三井住友トラスト VISAプラチナカード |
セディナ プラチナカード | |
死亡・後遺障害 | 最高1000万円 | 最高1000万円 | 最高1000万円 | 最高1000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 500万円 | 500万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 500万円 | 500万円 | 200万円 |
賠償責任 | 5000万円 | 1億円 | 1億円 | 2000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 1000万円 | 1000万円 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 | 100万円 | 100万円 | 50万円 |
乗り継ぎ遅延 | ─ | ─ | ─ | ─ |
欠航・出航遅延 ・搭乗不能 |
─ | ─ | ─ | ─ |
受託手荷物遅延 | ─ | ─ | ─ | ─ |
受託手荷物紛失 | ─ | ─ | ─ | ─ |
これらのカードの傷害治療費用および疾病治療費用の補償額を合算すると、それぞれ合計2700万円までの補償となるので、ほとんどの事故や病気に関して安心できそうだ。子供の留学で高額な商品を持つこともないので、携行品損害補償も100万円あれば十分だろう。
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また、海外旅行傷害保険や航空機遅延保険が“利用付帯”となっているクレジットカードも、渡航費用などの支払いに利用すれば補償の対象となる。つまり、海外旅行傷害保険などが“利用付帯”のクレジットカードで留学費用を支払えば、さらに補償が手厚くなるというわけだ。今回、筆者は留学費用を2回に分けて、海外旅行傷害保険は“利用付帯”の「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と「JCBザ・クラス(招待制)」で支払うことにした。
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「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と「JCBザ・クラス(招待制)」に付帯する海外旅行傷害保険の家族特約は以下の通り。
■海外旅行傷害保険の家族特約が“利用付帯”するカードの補償内容 (家族特約の最高補償額) |
||
アメリカン・エキスプレス・ プラチナ・カード |
JCBザ・クラス | |
死亡・後遺障害 | 最高1000万円 | 最高1000万円 |
傷害治療費用 | 1000万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 1000万円 | 200万円 |
賠償責任 | 5000万円 | 2000万円 |
救援者費用 | 1000万円 | 200万円 |
携行品損害 | 100万円 | 50万円 |
乗り継ぎ遅延 | ─ | ─ |
欠航・出航遅延・搭乗不能 | ─ | ─ |
寄託手荷物遅延 | ─ | ─ |
寄託手荷物紛失 | ─ | ─ |
航空機遅延保険については「Orico Card THE PLATINUM」の付帯内容を確認する限り、対象カードを複数保有している場合でも、適用される保険はいずれか1枚分とある。そのため、航空機遅延保険が利用付帯のカードで支払っても意味はない。
航空機遅延保険が自動付帯しているクレジットカードを保有していなければ、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」などで旅費を支払うといいだろう。「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の場合は、家族特約分でも、寄託手荷物遅延で最高10万円、寄託手荷物紛失で最高10万円、乗り継ぎ遅延で最高3万円、出発遅延で最高3万円が補償される。
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子供の留学の場合、保険の適用条件はなかなか難しいが「Orico Card THE PLATINUM」の海外旅行傷害保険のページには知りたいことが書かれており、わかりやすいと感じた。
ちなみに、筆者は今まで海外旅行傷害保険を請求したことがない。実際に保険金の請求がなく、無事に戻ってきてくれるのが一番だ。
以上、今回は、海外旅行傷害保険や航空機遅延保険の家族特約が付帯するクレジットカードについて解説した。
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September 07, 2023 at 02:00PM
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