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加藤登紀子『心をととのえるインテリア』茶話 (1)コペンハーゲンの「昼灯り」に魅せられて(本がすき。) - Yahoo!ニュース

今や、家はくつろぐだけの場から「働いて、くつろぐ場所」へ。 コロナ禍のもと、インテリアへの関心は高まる一方です。7月に出版された『心をととのえるインテリア』の著者で、これまで取材で1000軒を超えるお宅を取材してきた加藤登紀子がこの本の実例取材で訪れたコペンハーゲン&パリの、本に書ききれなかった現地情報をレポートします。

2019年11月4日、コペンハーゲンへ。 今回の書籍『心をととのえるインテリア』では 女性クリエイターのお宅のインテリア取材、そして北欧家具の歴史に名を刻む、 伝説のマイスター取材などを予定していて、期待がふくらみます。

コペンハーゲン空港着。現地スタッフとミーティングを兼ねた夕食をとりホテルへ。  鐘楼の音が、夜の闇の中にすいこまれるような静寂です。

11月5日AM8時。カーテンを開けると……なんて美しい! 淡いブルーのフィルターをかけたような風景です。聞けば、日の出(11月は7時40分頃と遅めです)後の約1時間はゴールデンアワーともいわれ、低い位置にある太陽の光が大気中の深いところまで達して柔らかい光を放つのだそう。魔法にかかったような美しさということに、心から納得。 そして部屋にポツン、ポツンと灯っていく琥珀色の灯りが人々の暮らしに温かさを添えているようで、しばらく見とれてしまいます。日本では朝から照明をつけることによい印象がありませんが、コペンハーゲンでは話が違います。それはひとつには光の質の問題だと改めて気づかされます。

コペンハーゲン中央駅。ヨーロッパの駅はどこも旅情がありますが一列に連なるペンダントライトは、さすが照明王国です。1日フリーパスを買い、デンマーク国鉄DSBが運航するエスト―(鉄道)で北上。「CARE BY ME」(最良のカシミアを中心としたライフスタイルブランド)のディレクター、 カミラの家へ向かいます。

30分程で下車し、車で数分走ると、静かな湖に沿った住宅街へ。 「デンマークは島が多く、名前のある島だけでも400。そのせいで海岸線が長く、国民ひとりあたりにすると1.5mの長さがあるそう。また、海岸から300mは個人の建物を建てられない規則になっており、これは自然の海岸へ誰でもがアクセスできるようにという配慮からです。夏になると、海岸線が少ないドイツの観光客がデンマークのサマーハウス地帯にこぞって訪れ、夏だけ人口が3倍になるような小都市もあるんです」とコーディネーターのMさん。 カミラの家の庭先は湖に面し、プライベートレイクのある暮らし。コペンハーゲン中心街から1時間足らずでこれほど豊かな住環境があるのは、なんとも羨ましいかぎり。 !ここは建築家の夫が設計した一戸建て。愛犬はオールド・イングリッシュ・シープドックのカーラ。湖畔まではほんのひと歩きで、夏はスイミング、冬には氷の張った湖でスケートも楽しめる。

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August 14, 2020 at 10:52AM
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