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- コンビニでクレジットカードを使うとお得にポイントが貯まり、会計もスムーズになる。
- コンビニでクレカ払い未対応の商品やサービスもあるが、一部のコンビニ提携クレジットカードなら支払える使いやすさも魅力の1つ。
- 各コンビニの利用に特化したクレジットカードを使って、ふらっと立ち寄るコンビニでの買い物をさらに便利にしよう。
コンビニでクレジットカード払いするとポイントが貯まるため、現金よりお得だ。
対象のコンビニでポイント還元率が大幅にアップしたり、優待特典としてボーナスポイントが付与されたり、クーポン券が進呈されたりするなど、嬉しいメリットが盛りだくさんだ。
また、通常はコンビニでクレジットカード払いに対応していないものを、提携クレカなら決済できるケースもあり、気軽に使いやすい。
本記事では「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」の4つのコンビニを対象に、それぞれにおすすめのクレジットカードを紹介する。
コンビニでお得になる、使い勝手の良いクレカ4選
各コンビニでの利用に特化したクレジットカードは次の4枚だ。
- セブンカード・プラス
- ファミマTカード
- ローソンPontaプラス
- イオンカードセレクト
リストの上から「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」それぞれに強いカードをピックアップしている。自分がよく利用するコンビニでさらにお得に、自由度の高いクレカ決済を試してみよう。
1. セブンイレブンなら「セブンカード・プラス」
セブンイレブンで買い物する機会が多い人におすすめなのが「セブンカード・プラス」。JCBブランドならディズニーデザインも選択可能だ。
セブン&アイグループおよび傘下の店舗で利用するとポイント還元率は1%となり、nanacoポイントをお得に貯められる。
セブンイレブンはもちろん、イトーヨーカドー・デニーズ・アリオなども還元率1%の対象で、200円につき2ポイント貯まるお得さが特徴だ。国内外のVisa加盟店やJCB加盟店では、200円につき1ポイントが貯まる。
本カードでnanacoにチャージするだけでも0.5%のポイントが還元されるため、nanacoポイントを使って少しでも節約に繋げられるはずだ。貯めたnanacoポイントをセブンイレブンでの支払代金に充てても良いが、空港を利用する機会がある人は、ANAマイルやANA SKY コインに交換しても良いだろう。
ちなみに、本カードはクレジット機能のみの「nanaco紐付型」と、nanacoとクレジットカードが1枚に集約された「nanaco一体型」の2種類がある。スマホでnanacoのモバイルアプリを使いたい人やQUICPayを利用したい人は前者、nanaco機能とクレカ機能をまとめたい人は後者を選ぶのが好適だ。
クレジットインターネットサービスでは利用明細や利用可能額などを確認したり、支払方法や登録情報を変更したりできる。クレジットインターネットサービスとは、パソコンやスマホから利用できる無料サービスだ。
このほか、毎月8のつく日にイトーヨーカドーでの買い物がほぼ全品5%OFF、セブンイレブンで対象商品を購入するとボーナスポイント贈呈など、本カード会員ならではの特典が魅力。
セブンカード・プラスの詳細スペック
-
年会費 本会員:永年無料
家族会員:無料追加カード 家族カード
ETCカード
QUICPay電子マネー・スマホ決済 nanaco
Apple Pay
楽天ペイ発行スピード 約2~3週間後 ポイント還元率 0.5〜1.0% ポイント利用先 nanacoポイントに交換
提携先の他社ポイントに移行国際ブランド Visa・JCB 付帯保険 ショッピングガード保険(海外):100万円 付帯サービス・優待特典 イトーヨーカドーハッピーデー5%OFF
nanacoボーナスポイント
累計ボーナスポイントナンバーレスカード なし 不正利用補償 あり 入会資格 原則18歳以上(高校生不可)
本人または配偶者に継続して安定した収入がある方
2. ファミリーマートなら「ファミマTカード」
ファミリーマートで食品や日用品、タバコなどを買う人には「ファミマTカード」がうってつけだ。
基本的なポイント還元率は0.5%とされているが、クレジット会員なら以下の商品を購入したりサービスを利用したりすることで、200円につき3ポイントが付与される。
- 食品・お酒
- 日用品
- 雑誌・本・新聞
- CD・ゲーム・DVD
- ヤマト宅急便・宅急便コンパクト
- カタログ&ギフト
- タバコ
このようにポイント還元率がアップするのは、本カードにしかない強み。
また、コンビニでは切手やハガキ、ゴミ処理券、QUOカードなどをクレジットカード払いで購入できないのが一般的だが、本カードならファミリーマートで問題なく買える。
さらに、200円につき1ポイント、しっかりとポイント還元を受けられるのだ。公共料金等も本カードで支払えるうえ、わずかながらにポイントを獲得できるのが嬉しい。
ファミリーマート以外でも、ウエルシアやガスト、ドトールコーヒーショップといったTポイント提携先でポイントを貯められる。貯まったTポイントはファミリーマートのみならず、Tポイント提携先で利用したり、ANAマイルやPayPayポイントなどに交換したりすることが可能。
優待特典としては、ポケットカードトラベルセンターが提供するパッケージツアーが最大8%割引、Tポイントがお得に貯まる会員専用のショッピングモール「ポケットモール」の利用など。
タッチ決済に対応しているほか、バーコード決済アプリ「FamiPay(ファミペイ)」と本カードを併用すると、さらにスマートかつお得な支払いを実現できる。
ファミマTカードの詳細スペック
-
年会費 本会員:無料 追加カード ETCカード 電子マネー・スマホ決済 Apple Pay
iD
FamiPay(ファミペイ)
Suica発行スピード 約2週間〜4週間 ポイント還元率 0.5〜2.0% ポイント利用先 ファミリーマートやTポイント提携先で利用
Tマネーにチャージ
他社ポイントやマイルに交換 など国際ブランド JCB 付帯保険 お買い物保険:年間最高50万円 付帯サービス・優待特典 トラベル最大8%割引
レンタカー割引
TSUTAYAレンタルサービス
ポケットモールタッチ決済 非対応 ナンバーレスカード なし 不正利用補償 あり 入会資格 原則18歳以上
連絡が可能な方
3. ローソンなら「ローソンPontaプラス」
ローソンで大きくポイントを獲得したい人には「ローソンPontaプラス」がぴったり。基本のポイント還元率は1%となっており、ローソンを含むどの店舗でも200円につき2ポイントがもらえる。
また、16時から23時59分の間にローソンで買い物した場合は還元率が2%になり、200円につき4ポイントをゲットできる。
最大の特徴は、特定の日時にローソンアプリからエントリーすることで、ポイント還元率が最大6%になるところだ。エントリーのうえ毎月10日と20日にローソンで買い物すると、ポイント還元率は3%または6%に。
0時〜15時59分までは3%還元となり、200円につき6ポイント、16時〜23時59分までなら6%還元に跳ね上がり、200円につき12ポイントも獲得できる。
条件 | 0時~15時59分 | 16時~23時59分 |
---|---|---|
常時 | 1%(200円につき2P) | 2%(200円につき4P) |
毎月10日・20日 (要エントリー) |
3%(200円につき6P) | 6%(200円につき12P) |
ローソンアプリをダウンロードしてからIDを登録し、後は毎月キャンペーンタブからエントリーするだけでOKなので、条件は全く難しくない。
さらに、ローソンスイーツの購入にいたっては、いつでも10%のポイント還元。甘い物好きの人には2つの意味でおいしいメリットと言えるだろう。
特筆すべきは、会員限定の優待特典として毎月最後の水曜日にプレゼントされる、お試し引換券だ。2023年8月は、森永製菓のチョコモナカジャンボが60ポイントで交換できる引換券が贈呈されていた。通常173円なので、113円もお得に。
このように、ワクワクするお得な引換券が毎月必ず付与されるのは、密かにありがたい特典である。
ローソンPontaプラスの詳細スペック
-
年会費 本会員:無料 追加カード ETCカード 電子マネー・スマホ決済 Apple Pay(QUICPay) 発行スピード 最短3営業日~1週間前後 ポイント還元率 1%~ ポイント利用先 ローソンなどPonta加盟店での買い物に利用
お試し引換券に交換
JALマイルとの相互交換 など国際ブランド マスターカード 付帯保険 ショッピング保険:100万円 付帯サービス・優待特典 ローソン会員限定のお試し引換券
U-NEXT無料トライアルで1200円分のポイント付与
おそうじ本舗のハウスクリーニング代が10%OFF などタッチ決済 非対応 ナンバーレスカード なし 不正利用補償 あり 入会資格 満18歳以上(高校生不可)
本人または配偶者のいずれかに安定した収入のある方
日本国内居住の方
4. ミニストップなら「イオンカードセレクト」
ミニストップで得する支払方法は、クレジットカードの「イオンカードセレクト」と電子マネー「WAON」の組み合わせだ。
イオンカードセレクトで電子マネーWAONにチャージして決済すると、入金分と支払分のポイント2重取りが叶う。つまり、入金分0.5%と支払分1.0%で、合計1.5%のポイント還元率となる。
ミニストップを含め、イオングループの対象店舗での利用で1%、WAONへのチャージで0.5%、これらをあわせると200円につき3ポイントも獲得できる。
クレカと電子マネーを別々に作らなくても、本カードはキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの3つの機能が1枚に集約された一体型カードなので、財布の中がかさばらない。
ミニストップでお得にポイントを貯める・使うことができるクレジットカードとしていち押しだ。
ほかにも、公共料金の支払い1件につき5ポイント付与、イオンシネマで映画鑑賞が割引といった魅力的な特典が多い。
本カードで貯まるWAONポイントは、ミニストップでの支払代金に充当する以外にも多彩な使い道があるので、実用性が高く使いやすいクレジットカードと言えるだろう。
イオンカードセレクトの詳細スペック
-
年会費 本会員:永年無料
家族会員:永年無料追加カード 家族カード
ETCカード電子マネー・スマホ決済 Apple Pay
イオンiD発行スピード 約1~3週間 ポイント還元率 0.5%~(200円につき1ポイント) ポイント利用先 商品と交換
WAON POINTとして買い物に利用
電子マネーWAONへのチャージ など国際ブランド Visa・マスターカード・JCB 付帯保険 ショッピングセーフティ保険:年間50万円まで 付帯サービス イオンワールドデスク タッチ決済 対応 ナンバーレスカード あり(裏面記載あり) 不正利用補償 あり マイル移行先 JAL 入会資格 18歳以上
電話連絡が可能な方
コンビニで買える、使い捨てクレカ「Vプリカ」も便利
Vプリカとは、インターネット上のVisa加盟店でクレジットカードと同じように利用できる「Visaプリペイドカード」のことだ。
Visa加盟店でネットショッピングする際に、クレジットカードと同様、氏名・カード番号・セキュリティコード・有効期限を入力すると決済できる。
インターネットまたは、以下のコンビニにて24時間いつでも購入可能。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- セイコーマート
購入場所によって異なるが、500円から3万円までと券種は幅広い。ただ、コンビニで購入はできるが、利用はできない点に注意しよう。
あくまでバーチャルカードなので、実店舗で物理カードとしての利用はできず、インターネット上のみの使用となる。
Vプリカ | クレジットカード | |
---|---|---|
審査 | なし | あり |
氏名 | ニックネームOK | 本名 |
カード形態 | カードレス | プラスチックカード |
引落のタイミング | 商品購入時 | 後日 |
また、同時に保有できるのは合計10枚まで、合算した残高の限度額は10万円までだ。有効期限は発行日より1年後の末日となり、期限切れになると利用できない。カード番号が無効になったら、使い捨てクレジットカード感覚で破棄すればOK。
実質的には事前入金のプリペイドカードのような仕組みであり、後払いではないため、審査なしで手軽に利用できる。クレジットカードの入会資格を満たしていない人は、支払方法の選択肢の1つとして検討してみよう。
コンビニでのクレジットカードの使い方
コンビニでクレジットカードを使うときは、決済端末にカードを挿入することで、サインや暗証番号の入力も必要なく簡単に支払える。タッチ決済に対応しているクレジットカードなら挿入せず、決済端末にカードをかざすだけでスピーディに支払可能。
Apple PayやGoogle Payのようなスマホタッチ決済の場合は、カードの代わりにスマホをかざせばOKだ。ただし、一定金額以上の買い物をしたときはサインまたは暗証番号の入力を求められる点に注意しよう。
コンビニの店員には「クレジットカードで」「タッチ決済で」などと伝えるとスムーズに会計を済ませられる。
最近ではセルフレジやタッチパネルを導入しているコンビニも増えているため、そもそも店員に支払方法を伝える必要がないケースも。タッチパネル画面に表示される支払方法「クレジットカード」を選択し、説明にしたがって操作すればクレカ決済できるが、不安なときは店員に声をかけてレクチャーしてもらおう。
少額の買い物でも利用できるので、迷惑とは思わず、手軽なクレジットカード決済を積極的に使うと良い。日常的にポイントもどんどん還元されるはずだ。
コンビニでクレカ払いできないもの一覧
コンビニでは一部、クレジットカード払いに対応していないものがある。
- 公共料金・税金・収納代行票
- 切手・印紙
- ハガキ・年賀ハガキ
- カード類(QUOカード・テレホンカード・プリペイドカードetc)
- 商品券・金券
- 地域指定のゴミ袋・粗大ゴミ処理券
- 電子マネーのチャージ
- ICカードの発行手数料
- マルチコピー機
- マルチメディア端末の一部サービス など
クレジットカード払い未対応のものは、現金または電子マネーといったクレジットカード以外の決済手段で支払おう。ただし、先述した「ファミマTカード」のようなコンビニ提携クレジットカードであれば、通常クレカ決済に対応していないものも支払える場合がある。
まとめ
コンビニでは、決済端末にカードを挿入するか、タッチ決済に対応しているものならクレカをかざすだけでクレジットカード払いできる。
特に、コンビニと提携しているクレジットカードは、コンビニでの利用で潤沢にポイントが貯まりやすい。切手やハガキなど、通常はコンビニでクレカ決済できないものも、一部のコンビニ提携クレジットカードであれば支払える自由度の高さも特徴的。
本記事で紹介したコンビニ別のおすすめクレジットカードを参考に、便利でお得な買い物を楽しもう。
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December 08, 2023 at 03:15PM
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コンビニでは「クレジットカード払い」が圧倒的にお得! 主要4社に特化したオススメの4枚 - Business Insider Japan
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