米投資会社 KKRはパブリックおよびプライベートのクレジット市場で起きている動揺をよそに、来年には高利回り債を購入し、有利なディールを成立させる機会を狙っている。
デフォルト(債務不履行)の波やプライベート融資セクターの崩壊に対する「市場の懸念」は行き過ぎだと、KKRではみている。市場の一角では弱さが増しているものの、貸し手にとっては優良な借り手とディールを成立させる上で依然乏しい資本状況が恩恵となる可能性が高いと、同社のクレジット・マーケッツ共同責任者クリストファー・シェルドン氏とクライアント・パートナーグループのディレクター、ロリー・オファレル氏は指摘した。
両氏は資産を担保とする資金調達やジャンク(投資不適格)債にも機会があるとし、これらは過去10年間にリスクがかなり低下したとの見方を示した。
「世界的な金融危機に匹敵するようなバリュエーション底入れを待っている投資家は、失望するかもしれない」と両氏は7日の投資家向け書簡に記述。「2024年以降に目を向けると、魅力的な機会の年になるだろうと心が躍る思いだ」と続けた。
米金融当局による数十年ぶりの積極引き締め政策で、企業ファンダメンタルズが悪化するとの懸念は強まっている。ウォール街の一部では、高金利の長期化がいずれクレジット市場全般での広範なデフォルトにつながり、プライベート資産クラスへの打撃となるのではないかと懸念されている。
KKRでも、流動性が高いクレジットとプライベートクレジットの両方でデフォルトは増加する可能性が高いとみている。しかしジャンク債市場の全般的な質改善により、デフォルトの大量発生は防げるとKKRは考えており、質の高い借り手に注力しているプライベートの貸し手も影響を受けないだろうとしている。
原題: KKR Is Shrugging Off ‘Fear in the Market’ to Buy Up Risky Debt(抜粋)
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December 08, 2023 at 12:35AM
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KKR、来年は高リスク債券に購入機会-「市場の懸念」は行き過ぎ - ブルームバーグ
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