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【初心者向け】クレジットカードの仕組み・選び方・注意点、わかりやすく解説します - Business Insider Japan

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maruco/Getty Images

  • クレジットカードは、手元に現金がなくても後払いできる「キャッシュレス決済」の一種。
  • クレジットカード会社が一時的に利用代金を立て替えており、後日利用者に請求が届く仕組みだ。
  • クレジットカード初心者向けに、その仕組み・選び方・注意点をわかりやすく解説する。

キャッシュレス化が進む現代において、クレジットカードはメジャーな支払い方法の一つ。現金不足でも決済でき、ポイントも付与されるお得さが特徴だ。ただ、クレジットカードの仕組みについて、明確に理解している人は案外少ないかもしれない。

「今更クレジットカードの仕組みを聞けない」「初心者にもわかりやすく解説して欲しい」という方は、クレジットカードの仕組み・決済のタイミング・選び方・注意点を解説した本記事を参考にしよう。

クレジットカードの仕組みをわかりやすく解説

クレジットカードとは、支払いを後払いできるキャッシュレス決済の一つ。本来、利用者が支払うべき代金を一時的にクレジットカード会社が立て替えている状態であり、後日、定められた支払日に利用者の指定口座からまとめて利用代金が引き落とされる仕組みだ。クレジットカードの仕組みをわかりやすく解説すると、以下の流れで決済される。

  1. 利用者が店舗やECサイト(加盟店)でクレジットカード決済する
  2. 加盟店が利用者に商品やサービスを提供する
  3. 加盟店がクレジットカード会社に支払いを請求する
  4. クレジットカード会社が加盟店に利用代金を支払う(一時的な立て替え)
  5. クレジットカード会社が利用者に支払いを請求する
  6. 利用者がクレジットカード会社に利用代金を支払う

利用者にとっては現金を持ち歩く必要がなく、ポイント還元を受けられる点がメリット。一括払いや2回払いなどで支払えば手数料0円で利用でき、年会費無料のクレジットカードなら、なおさらコストがかからない。

クレジットカード会社は、④の時点で手数料を差し引いた分の利用代金を加盟店に支払う。つまり、カード会社は加盟店からの決済手数料を利益としている。また、利用者がリボ払いや分割払いといった手数料が発生する決済手段を選択した場合、その手数料もカード会社の益金だ。

ここまで見ると、加盟店に一切得がないように思えるが、きちんと利点はある。クレジットカード決済を導入することで、加盟店にとっては「利用客の増加・確保」「売上管理の効率化」「単価アップ」などの恩恵を得られる。

クレジットカードはいつ決済されるのか

クレジットカードの利用代金がいつ決済されるのかは、カード会社によって異なる。そもそも「決済日」と「支払日」は違うし「締め日」や「確定日」と呼ばれる日もあるため、それぞれの違いを把握しておくことが大切だ。

呼び名 内容
決済日 利用者が加盟店でクレジットカードを使った日
支払日 利用者がカード会社に利用代金を支払う日
締め日 利用額を請求する期間の区切りの日
確定日 クレジットカードの利用額が確定する日

「決済」とは売買取引を完了することであり、単に支払いを指す。つまり、お金に動きがなくても、利用者がクレジットカード決済した日そのものが「決済日」となる。

利用者が実際にクレジットカード会社へ利用代金を支払わなければならない日は「支払日」と呼ぶ。支払日はカード会社によって定められており、クレジットカードを契約した際に指定した口座から利用代金が引き落とされる。

例えば「シネマイレージカード セゾン」の場合、毎月4日が支払日に設定されており、4日が土日祝日に重なると、翌営業日にずれ込む。このほか「JCBカード」の場合、支払日は毎月10日となっており、10日が土日祝日なら翌営業日に変更される。

後悔しないクレジットカードの選び方

クレジットカードの仕組みを理解したうえで賢い選び方を知っておくと、発行してから後悔することはない。特に重要視すべきポイントを3つに絞って解説するので、参考にしよう。

1.年会費の有無

クレジットカードには、年会費が発生するものと、無料ものが存在する。年会費有料のカードは、比較的ポイント還元率が高く、付帯サービスや付帯保険が手厚い傾向だ。

しかし、毎年必ず年会費が発生するため、ランニングコストがかかる点がデメリットだろう。ただ、一部には年間の利用額に応じて翌年度の年会費が無料になったり、条件達成で年会費が半額になったりするクレジットカードもある。

一方で、年会費無料のクレジットカードは単純に保有コストが一切かからないことから、とにかくお得にカードを使いたい人におすすめだ。近年では、年会費が永年無料でありながら、ポイント還元率やセキュリティ性に申し分のないカードも増えてきているので、初心者にとっても使いやすいはず。

とはいえ、年会費有料のクレジットカードと比較すると、付帯保険の適用範囲が狭く、補償額も低い。また、付帯サービスや優待特典も特筆すべき内容ではない。サービスの充実度を優先するなら年会費有料、無駄なコストを抑えたいなら年会費無料を選ぶのが賢明だ。

2.ポイント還元率

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Chay_Tee/Shutterstock

ポイント還元率が高いほど日頃の買い物がお得になり、貯めたポイントの使い道・交換先によっては大きな節約に繋がる。ポイントを効率的に貯めることができれば、支払い代金に充当したり、ギフト券に交換したりと、実質的にプラスに働く。

なお、クレジットカードで貯まるポイントは大きく2種類に分けられる。そのまま支払い代金に当てられる楽天ポイントやdポイントといった「共通ポイント」と、他社ポイントへの移行や商品券との交換など、幅広い選択肢から使途を選べる「独自ポイント」だ。独自ポイントの例としては、OkiDokiポイントやVポイント、エポスポイントなどが挙げられる。

ただ単にポイント還元率が高いから選ぶのではなく、自分に馴染みのあるポイントなのか、自分が頻繁に利用するお店での決済がポイント付与対象なのかを確認しよう。

なお、ポイントには有効期限が設けられているケースが多いため、貯めたポイントを無駄にしないよう、失効する前に活用すべきだ。

3.優待特典

クレジットカードによっては、豪華な優待特典が用意されている。例えば、国内外の空港ラウンジが無料利用できる、高級レストランに2名以上で予約すると1名分が無料なる、対象ホテルの宿泊料金が割引されるなど、サービス内容は実にさまざまだ。

クレジットカードを持っているだけで適用される優待割引や利用できるサービスにこだわりたいなら、気になっているカードにどのような特典が用意されているのかを確認しよう。

ただ、優待特典が盛りだくさんな分、そのクレジットカードの保有コストは高い傾向にある。年会費をかけてまで作ったクレジットカードの優待特典が、自分が全く使わないサービスだった場合は、損失を感じてしまうだろう。失敗しないためにも、クレジットカードを選ぶときは優待の内容が自分の趣味や好みに合っているかなどをチェックして欲しい。

初心者が持つべきクレジットカードおすすめの3枚

クレジットカードの仕組みを深くまで理解できていない初心者だとしても、作っておいて損のない3枚を紹介する。

  1. JCBカード W
  2. 三井住友カード(NL)
  3. エポスカード

年会費無料で保有できるうえ、高いポイント還元率や貯めたポイントの使いやすさが特徴的な、コスパ最強のクレジットカードだ。

1. JCBカード W:若年層向けポイント特化型カード

2023年8月のJCBカードWの21900円もらえる入会キャンペーンとメリットの解説

出典:JCBカード W

入会資格が18歳〜39歳までとされている「JCBカード W」。ターゲット層を年齢で絞り込んでいることから、若者向けに作られたカードと言える。年会費が永年無料なので無駄なコストがかからず、国内外どこでも2倍のポイントを獲得できるのが強みだ。

水道光熱費や携帯料金などの固定費だけでなく、スターバックス・Amazon・セブン-イレブンといった身近なパートナー店での決済もポイント付与の対象となる。生活費から飲食代、日用品代まで、網羅的にポイントを貯められる高コスパの1枚だろう。

また、専用アプリ「MyJCB」に内蔵されている「使いすぎアラート」や「次回お支払い額不足通知」といった機能により、必要以上の浪費・残高不足による支払い遅延等を防げるのも、初心者にとって良心的なサービスだ。

JCBカード Wの詳細スペック
  • 年会費 永年無料
    発行スピード 最短5分(※1,2)
    ポイント還元率 1.00~10.50%(※)
    付帯保険(利用付帯) 海外旅行傷害保険
    ショッピングガード保険(海外)
    付帯サービス 使いすぎアラート
    次回お支払い額不足通知
    多彩な公演のチケット先行受付や割引 など
    国際ブランド JCB
    入会資格 18歳以上39歳以下(高校生不可)
    本人または配偶者に安定収入がある方

    ※1:モバ即の入会条件は以下2点になります。
    ①9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)。
    ②顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。
    ※2:モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
    ※3:最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合です。

2. 三井住友カード(NL):高ポイント還元&スピード発行

三井住友カード-ナンバーレス(NL)|三井住友VISAカード

出典:三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)なら、対象のコンビニ・飲食店でスマホでタッチ決済すると、最大7%のポイント還元を受けられる。対象のコンビニ・飲食店はさまざまだが、例として挙げると、セブン-イレブンやモスバーガー、ガスト、ドトールコーヒーショップなど。

このことから、家族や友人と外食に行く機会が多い人、日常生活のなかで漏れなくポイントを集めたい人に向いているクレジットカードと言える。業界においても非常に高いポイント還元率なので、ポイ活のお得さを重視するなら持つべき1枚だろう。

そして、デジタルカード番号が発行されるまでの早さも自慢だ。業界初となる、24時間いつでも即時発行が可能。クレジットカードを作りたいと思ったそのときに時間を気にせず申込でき、問題なく手続きが完了すれば、当日中にクレジットカードで買い物を楽しめる。

三井住友カード(NL)の詳細スペック
  • 年会費 永年無料
    発行スピード 最短10秒で即時発行(※1)
    ※即時発行ができない場合があります。
    ポイント還元率 0.5~7%(※2.3.4.5.6)
    対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元
    付帯保険 海外旅行傷害保険
    選べる無料保険
    国際ブランド Visa・Mastercard
    入会資格 18歳以上(高校生不可)
    20歳未満は保護者の同意必須

    ※1:ご入会にはご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
    ※2:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
    ※3 :商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
    ※4:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
    ※5:通常のポイントを含みます。
    ※6:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

3. エポスカード:盛りだくさんな10大特典が魅力

エポスカード|エポスカード-年会費永年無料-優待10-000店舗(1)

出典:エポスカード

年会費が永年無料のエポスカードには、豊富な特典や優待が揃っている。基本のポイント還元率は低い傾向だが、その分、幅広い付帯サービスが目玉だ。

海外旅行傷害保険や優待特典は、他社クレジットカードにも付帯していると思うかもしれないが、本カードの強みはその多彩なジャンルにある。付帯保険はもちろん、優待特典においてはグルメからレジャー、ビューティ、エンタメ、トラベルまで、フルカバー。

エポスカードの10大特典は、以下の通り。

  • 海外旅行傷害保険付き
  • 提携の居酒屋・カフェでの割引・ドリンクサービス特典
  • 遊園地や水族館の入場料割引
  • 対象のカラオケ店でルーム料金割引
  • 美容院やネイルの料金割引
  • 日帰り温泉やスパの入場料割引
  • 舞台やイベントのチケットに会員特別価格が適用
  • カーレンタルの基本料金割引
  • 旅行予約・出発でポイントアップ特典
  • 1万の提携店舗でボーナスポイント付与

ポイント還元率が低いとは言ったものの、マルイでの買い物ならいつでもポイントが2倍になるので、マルイやモディでショッピングを楽しむ人に勧めたい。また、エポスの優待店に足を運ぶ機会が多いなら、持っているだけでお得感を味わえる。

エポスカードの詳細スペック
  • 年会費 永年無料
    発行スピード 最短即日〜約1週間
    ポイント還元率 0.5%~
    付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯)
    付帯サービス 世界38都市の現地デスクで日本語サポート
    利用通知メール
    1万店舗の優待特典
    マルイのネット通販や店舗で年4回何度でも10%オフ
    会員専用のチケット優待 など
    国際ブランド Visa
    入会資格 満18歳以上(高校生不可)
    日本国内に居住している方

クレジットカードを持つ前に知っておくべき注意点

これから初めてクレジットカードを作る人は、持つ前に注意点を知っておこう。手元に現金がなくても気軽に買い物でき、お得なポイントを貯められるメリットがある一方で、使いすぎると支払い不能になり、カードを使えなくなるなどのリスクがある。

1. 支払いの滞納や遅延

後払いだからといってクレジットカードを使いすぎると、支払日に高額な利用代金を請求される恐れがある。支払日までに利用代金分を指定口座に用意できないと、カード会社が引き落とせない。こうなると、支払いの滞納・遅延状態となり、信用情報に金融事故として記録されてしまう。

信用情報とは、個人のクレジットカード・ローン・公共料金等の支払い情報。この信用情報に滞納などの悪い履歴が残ると、今後住宅ローンや自動車ローンを組むのが難しくなったり、クレジットカード発行の審査に通過しにくくなったりする。

2. 分割払いの高手数料

クレジットカード決済で「一括払い」や「2回払い」を選択すれば、手数料は発生しない。しかし、分割払いやリボ払いを選ぶと手数料が発生してしまう。ちなみに、分割払いで手数料が発生するのは3回以上から。

高いブランド品や家具家電を購入する際、数回の分割払いなら毎月の支払い負担を軽減でき、家計を圧迫させないメリットがある。また、毎月の支払いを一定額にできるリボ払いも、支出を管理しやすく、好きなタイミングで繰上返済できる使いやすさが利点だ。

しかしながら、3回以上の分割払いもリボ払いも、わずかな手数料とはいえ、積み重なれば利息により支払総額が膨らむ。支払い期間が長期化するこれらの支払方法は、金利によって結局のところ損をしてしまうリスクが潜んでいるため、利用する際は注意しよう。

クレジットカードの仕組みを理解し、計画的に利用する

クレジットカードは、現金を持ち合わせていなくても後払いで支払える「キャッシュレス決済」の一つ。決済すると、クレジットカード会社が一時的に利用代金を立て替えており、支払日を迎えると利用者の指定口座から自動的に引き落とされる仕組みだ。

便利な一方で、その場で現金が減るわけでもなく、お金を使った実感が湧かないことから、使いすぎてしまう危険性がある。しかし、このような仕組みを理解しておけば、無駄に浪費することもないだろう。支払い不能となり、金銭トラブルを発生させないためにも、クレジットカードは計画的に利用して欲しい。

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※本コンテンツはBusiness Insider Japanの責任において独自に制作しているものです。メーカー等から商品・サービスの無償提供を受ける場合や、広告出稿をいただく場合がありますが、メーカー等はコンテンツの表現やレビュー内容には一切関与していません。
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